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寒いとこ在住のファイナンシャルプランナーです。FPならではの「年金&保険&税金&金融&不動産&相続贈与事業承継」がからんだことをブログにしてみます。

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子供の金融教育を考えてみる

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つい最近、縁あって中学生の金融教育について語り合う車座に行ってた。

今回の記事は私の独断と偏見が入りまくっているので軽く読んでください。

 

 

子供の金融教育を考えてみる

政府は国民が自発的に資産形成をするのを望んでいる

金融教育の車座に行ってきた(前半の部)

参加した車座というのは金融庁がからんだものでして、金融庁やらから結構な人数が派遣されて中学生にフィンテックと金融教育をするというもの。

 

前半の部は国の財政から子供らに予算を決めさせるグループワークを行うものだった。

タブレットを使い、税金収入がこれだけ、税金支出がこれだけの中で予算配分を決めるのだ。

子供らは「防衛費減らしたらいいんじゃね?戦闘機少し買わないとかさ」「生活保護費削ろうよ」「いやダメっしょ」「やっぱ年金どうやったって足りないよ」とか言い合ってて頼もしいこと。

3年生の全クラスを体育館でやっていたので、私は聞き耳立ててウロウロ歩いていたわけだけどカワイイやら関心するやらで聞いてるだけで楽しかったです。

 

金融庁の狙いはぶっちゃけ「国の財政は厳しいの」だと思うけど、自分ん家の生活費もわかってない中学生には壮大すぎるんじゃなかろうかと思ったけどね!

 

金融教育の車座で意見を述べてみる(後半の部)

後半部分は金融庁を交えた車座トーク。

カメラたくさんありすぎて緊張がマックスになる私…。

 

私は地域のファイナンシャルプランナーとして参加。

他は先生、生徒、PTA、金融庁の職員がいて全部で15人?くらい。

1人づつ意見を述べて(要望?陳情?)金融庁が答えるというもの。

 

まずは中学生から「国の財政予算をやりましたけど話が大きすぎてわかりませんでした」うん!やっぱそうだよね!

 

私からは緊張しすぎてまとまってなかったかもしれないけど

・金融教育ならまず社会保険を学ばなければならない。

・奨学金は高校3年生の春にはもう動き始めないといけない。子供にその前に教えなくては。

・金利の計算、リボ払い、某ショッピングサイトの後払いの仕組みも分からず若い子が気軽に手を出している。

・大企業に就職すると企業型確定拠出年金をいきなり自分で運用しろと言われる。学生の内に学んでないのにそんなこと言われてもどんな商品がいいのかわからない。

こんなことを言った。

 

現在の金融教育は学校によって違うとは思うけど、中高生の1年間の金融教育時間は平均1~5時間だそう。それもせいぜいインフレ、デフレ等の経済単語とその意味くらいしか教えてないらしい。

なので実際その科目の担当になっている社会科、家庭科の先生からは時間が取れない現状(やはり受験に関係ないから)や専門ではないことの難しさを述べていた。

 

PTAからは、先生に資産形成をやらせるのは酷だ、専門家を呼ぶとか、予算が厳しいならWEB通信でもいいではないか。社会保障の制度を学ばせたいなど意見が出る。

 

PTAの意見聞いてて、大人の金融教育からやんないといけないわと思ったけどね…。

あと金融教育なのに、少ししか金融がからまないよくわからない要望をここぞとばかりに言うのは時間のムダだっつーの!子供もいるのに!

おばーちゃんに通販のメールがたくさんくる。国で規制出来ないか?なんて配信停止を代わりにポッチリしてやってと思ったわ。

こんな要望?にもきちんと答えてくれる職員の方ありがとうございました。

 

 

国が金融教育を何もしてないと思ったらそうでもない

金融教材は無償で配っているし、講師も無償で派遣している。

教育関係の方へ|知るぽると:金融広報中央委員会

金融広報中央委員会では小学生~高校生のお金の使い方や経済の仕組みを教えてるらしい。

つまり、教材はあるのに時間割に確保できないってことか。

 

全国銀行協会でも無償で金融教育の講師を派遣しているらしい。

www.zenginkyo.or.jp

銀行のみなさんにはぜひ手数料の仕組みを教えて頂きたい!

手数料これだけあるから、それ以上儲けないと赤字ですよ^^と言って頂きたい!

 

 

独断と偏見の私の金融教育

大学生の子供がいます。

子供にはバイトの扶養内の働き方、源泉徴収の見方、所得税の計算、娘が経営学科なこともあって財務の話、決算書の見方。金利の計算、クレカの設定金額と使い方、ペイは何がいいか、銀行や証券会社の話、信用情報、与信などなどお金に明け透けなく話している。

 

家庭によってはお金の話はタブーなところもあるし、現金主義で一切クレカも電子マネーもしない家もあることでしょう。

 

資産形成をするにはまず生活費の中から余剰資金を作らねばならない。

収入の中でやりくりすることを子供の内から学ばせ(おこずかいなどで)、貯蓄させる教育を考える。

 

自分で生活費をコントロール出来るならさらにお得に生活できることを学ぶ。

国の制度や、企業の商品情報などだ。

制度を知ればいらないお金を払わずに済むし、どこにお金を払うと得かわかる。

FP3級ならサクッと取れるし、最低限のお金の仕組みわかるから職に就けるの?というのは置いといて金融教育にはいいと思う。

 

金融教育の一環で中学生に格安スマホはどこだ?!なんかやらせるといいと思うんだけどなー。パケから電波情報から月額から端末から興味持ってグループワークすると思うんだけど。さらに親がどれだけ払ってるか身に染みて一石二鳥みたいな。やってほしいわ。

 

余剰資金が出来たならやっと資産運用だ。

金融商品はたくさんある。

投資はどれだけ勉強しても好みがあると思うんだよね。

好きか嫌いかじゃなく、金融商品の好み。

投資って実際やらないとわからないと思っている。

運用の仕方も投資方針も違うし。

もちろんリスク分散で色んな商品をやるのも全然アリ。

 

私は、債券、投資信託、金、株、外貨預金とやってます。最近は投資信託よりも株のが好きになって配当や優待狙いで老後は年金プラス配当金生活で生きていきたいと思っている。

ということで投資ブロガー様よく拝見して参考にしておりまする。

 

 

私もやってるネオボバ。

通常は100株からしか買えない日本株を1株から買える。

1株から買えるということは分散投資で最初から違う企業の株を最初から20社とか買えるかもしれないよね。

100株の値下がりなら金額も大きいけども1株からならダメージも小さい。

株の勉強もしたいんだ!という方にもいいと思う。