コロナで住宅ローンが払えない場合は銀行へ相談しよう
家賃家賃と報道は伝えているけど、住宅ローン払っている人も厳しいことになっている。
家賃払うより自分の物になった方がイイと考えるのは田舎ほどそうだもの。
そんな持ち家派の方に伝えたい。
コロナで住宅ローンが払えない場合は銀行へ相談しよう
ローン滞納する前に銀行に相談しよう
「ローン払えないんです」なんて銀行に言えない。
となぜかみなさん思うらしい。
そんなことを言ったら恐ろしい目にあうと考えている。
まじめな人ほど。
滞納するとどうなるかというと、最悪なパターンだと家を競売にかけられ回収することになり、銀行側ではそれまでに色んな手続きを重ね、経費もかかり、1年以上の月日もかかってしまうというとっても面倒くさいことになるんですね。
競売にかけたからと言っても実際の市場の価格より安くスタートするのが通常であり、高く入札してくれる人がいればいいけどもローン残債を回収できない金額になっちゃうのもザラなわけで。
だからそんな面倒くさいことになる前に銀行に相談してもらって、少しづつでも返してくれればいいと思っているのが本音。
ローンを滞納するとどうなるか?
・滞納2回目でよくいわれるブラックリストにのる
ブラックリストにのるとクレジットカードを作れなくなったり利用停止になったり、新規ローンを5年~10年は組めなくなったりする。
・優遇金利がなくなる
住宅ローンでよく使われているのが優遇金利。
本当は2.94%なのに、優遇金利で0.39%だよというアレ。(数字は例え)
みなさん0.39%しか記憶してないから、本当の金利なんて覚えていない。
三菱UFJ銀行の例からいうと「店頭表示金利」になっちゃうわけ。
ローン契約した時の「金銭消費貸借契約」をチェックしてみよう。銀行によっては1カ月目から優遇金利撤廃になってるところもあるよ。
・債権が銀行から保証会社へ移行し激しい取り立てが始まる
ローンを組む際に、保証会社に加入させられるのがほとんど。
銀行の催促はまだマイルドだけど、保証会社って取り立てのプロ集団だから控えめに言っても怖い…。
ローンを返済が苦しくなった人の銀行の対応とは?
だいたい以下の3通りで進めていく。
①元本据置きで金利だけ払っていく
②一定期間返済額減額
③返済期間の延長
他にもボーナスをやめて、月々返済だけにしたいとかパターンを用意しているものです。
上記の対応をすると、返済期間が伸び、返済総額が増えるから躊躇するかもしれない。
老後の不安が芽生えると思う。
でも老後より、今!
今を生き延びることを考えよう。
コロナウィルスの住宅金融支援機構(フラット35)の対応
新型コロナウイルス感染症の影響により機構の住宅ローンのご返済にお困りの方へのお知らせ:住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)
最長15年(完済時年齢80歳まで)が決まった模様。
まとめ
会社倒産、病気など銀行では払えなくなった人の対応はずっとしてきているので怖いとも恥ずかしいとも思わず、自分の収支をきちんと伝えよう。
銀行に相談する上で、もしかして家計の中身のことで色んなことを言われるかもしれない。
使いすぎだとか、削りたくない教育費を指摘されたりとか、イイもん食いすぎとか。
でも今回の経済危機は生き残りをかけたサバイバルだと思ってる。
プライドを捨て、すがりつき、使うものは使い、家族を守るため自分を守るために、とにかく情報と知識をつけよう。
そしてこれから家を買う人に伝えたい。
住宅買う時の建築会社と不動産会社にローンの相談をするのは間違っている。
現状の収入で住宅ローン審査が通るかどうかしか内心思っていない。
経済危機は10年に1度のスパンで来ているし、日本は災害だって多い。
日本の企業は50歳まで所得が上がっていくが、50歳を過ぎると下がっていくとこが多い。
ボーナスで住宅ローンを組み込むのは公務員しかオススメしない。クビもないしボーナスが出ないことはないのは実際公務員しかないと思っている。
いくらならローンが安全で返せるのかファイナンシャルプランナーに相談してライフプランを作ってもらうのもあり。安心な金額がわかったら、住宅会社の展示場に行こう。